2014年 01月 30日
住宅エネルギー技術 設計者講習
昨年10月に施行された『平成25年省エネルギー基準(住宅版)』の設計者向け講習会を受講してきました。
内容としては新築住宅の高断熱化や省エネ機器の導入を推進するもので、2020年頃を目安に適合義務になるとのこと。
時代の流れでいくと、さらなる住宅の高断熱・高気密化を求められるのかと思いましたが、そうではなく
『住宅の省エネ性能を正しく評価し、住まい方も工夫して省エネ・低炭素化社会を推進しよう』といった主旨の
改正であるようです。
今回は、その省エネ値の計算方法の講習でした。
現行基準でも、僕は性能規定(今回の講習に近い計算をして、実際の住宅の省エネ性能を求める)を採用しているので、
この改正に抵抗はありませんが、仕様規定(計算をせずに、既製品などの仕様を選んで性能を満たすものとするもの)
を採用している多くのハウスメーカや工務店の担当者は戸惑うかもしれません。
しかし、住宅設計者には本来この程度の知識は求められて当然だと思いますので、僕としては良い流れだと思います。
適用義務までには伝統的工法などへの対応など多くの問題もあるかと思いますが、良いカタチで施行されることを願います。
内容としては新築住宅の高断熱化や省エネ機器の導入を推進するもので、2020年頃を目安に適合義務になるとのこと。
時代の流れでいくと、さらなる住宅の高断熱・高気密化を求められるのかと思いましたが、そうではなく
『住宅の省エネ性能を正しく評価し、住まい方も工夫して省エネ・低炭素化社会を推進しよう』といった主旨の
改正であるようです。
今回は、その省エネ値の計算方法の講習でした。
現行基準でも、僕は性能規定(今回の講習に近い計算をして、実際の住宅の省エネ性能を求める)を採用しているので、
この改正に抵抗はありませんが、仕様規定(計算をせずに、既製品などの仕様を選んで性能を満たすものとするもの)
を採用している多くのハウスメーカや工務店の担当者は戸惑うかもしれません。
しかし、住宅設計者には本来この程度の知識は求められて当然だと思いますので、僕としては良い流れだと思います。
適用義務までには伝統的工法などへの対応など多くの問題もあるかと思いますが、良いカタチで施行されることを願います。
by DesignRoomOT3
| 2014-01-30 19:12
| 設計室
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