第92回 河北潟一周駅伝競走大会

a0210340_1050358.jpg今年最後のレース、河北潟一周駅伝に出走してきました。
箱根駅伝と同じ1920年に始まり、開催回数は箱根よりも多いという日本一歴史ある駅伝です。

と、そこは自慢なのですが、あまり知られていないのも事実で、一般チームからのエントリーは少なめです。
一般チームが参加できる駅伝は各地で多く開催されていますが、その多くは周回型のコースです。これほどの長い距離(35.7km)を継走できる大会はなかなか無く、そこが魅力だと僕は思うのですが。まだまだ多くの一般チームが参加して大会を盛り上げていって欲しいところです。

ということで、大学・高校の現役の陸上選手が主体の、一般市民ランナーにとってはかなりレベルが高い大会となっています。トップから15分差で容赦なく繰り上げスタートがされます。しかも関門は2箇所。
毎年、半数以上のチームが繰り上げスタートを余儀なくされ、自分たちのタスキが繋がらないのです。とにかく、タスキを繋げる!これがチームの目標でした。

a0210340_10504010.jpg今年も同好会の部、11人でタスキをつなぐ種目でのエントリー。
チームメイトも多くなり、今年はA・B、2チームで挑みます。

開会式が始まるや否や、各選手は中継点へバスにて送られていきます。
僕もバスに乗り込みます。担当はAチームのアンカーです。
みんな頑張って!またここで会いましょう。

そして約40チームが一斉にスタート!
それを知るのも待機しているバスの中です。それが周回型と違ってちょっとさみしいところ。
でも、こうしているうちもチームメイトは1秒1秒を積み重ねて力走しているのです。ひとつのタスキをつなげるために。

車内ではFMかほくの実況中継が流れていますが、トップチームの情報ばかりで後続のチームの情報が全く流れてきません。トップのチームは一般参加のStylish。県内のレースで常勝のアスリート集団です。かなり速い…第1関門はどうなった?

と、そこへチームメイトのTwitterへの投稿。どうやら11分差でタスキが繋がった模様。11分差...思ったより厳しいか?次の関門までに4分しか余裕が無い。
自分の出番が近づいてきます。ジョグをしてカラダを温め出番を待ちます。
そこへ、前半の区間を走り終えたチームメイトが応援に駆けつけてくれました。彼らも第2関門はどうだったのか情報は入っていないとのこと。

a0210340_1050457.jpg11時55分。トップのチームが通過していきました。まるで新幹線。あっというまに姿は見えなくなりました。
数分後、2位、3位のチームが通過。学生チームです。
その後も何チームか通過。でもまだ同好会の部のトップは来ていません。
時計を見る。12時10分。トップから15分差。そろそろか...
さらに数分後。お、何人か固まって走ってくるぞ!あそこにいるのか?いないのか?
集団トップは高専野球部だ。あれ?タスキが赤い...繰り上げスタートのタスキだ。やっぱり厳しかったか...

とその時、後ろに付いているチームメイトN・Killerさんの姿が。ちらっと見えるタスキ。あ、青い!青いぞ!僕達のタスキを掛けているぞ!!つながったんだ!!

「タスキはつながった!あとは頼む!」とN・Killerさんからタスキを受け取ります。
もうすでにこみ上げてくるものがあり、目頭が熱くなりました。

ちょっとまて、感動している場合じゃない。このタスキをゴールまで届ける僕の仕事が残っている。しっかりがんばるんだ!
手元を見ると、余程興奮していたのかランニングウォッチのスタートボタンが押されていません。慌てて押してレースに集中します。
しかし、表示されたペースはキロ3分8秒。そんなスピードで走ったことはありません。どうにかしています。
その後、冷静さは取り戻したものの、入りのオーバーペースが災いし、思った以上にペースが落ちてしまいます。でも沿道のみなさんの応援もあり、なんとか踏ん張りました。

a0210340_1050487.jpgそして、ゴール!
2時間13分08秒前にここを出発したタスキがまた戻って来たのです。

しばらくしてBチームもゴール!!
繰り上げスタートにあってしまったものの、見事に走りきりました。


結果です。
『チーム金港堂A』同好会の部 準優勝
『チーム金港堂B』同好会の部 15位
そして、Aチーム8区、9区で区間賞です。

個人としては冷静さを失ってしまった反省点もありますが、結果としては大満足です。
なによりもタスキがつながったこと、そしてチームのみんなが力を合わせて走れたことが嬉しいです。

また来年、次こそは!

by DesignRoomOT3 | 2012-11-24 12:23 | はしる | Comments(0)